【働き方を模索していた】
もともと体にいいことが好きで、独身の時はハーブやアロマの効果効能に魅せられ専門店に長年勤めていました。結婚を機に退職し、次女が3歳になる年に働くことを決心しますが、特に資格や手に職がない私。働きたいけど子どもとの時間も大事にしたい、子育てで後悔はしたくない、それに子どもの急な体調不良や拘束時間を考えると前職のサービス業にはとうてい戻れない。いろいろと働く環境を考慮した末、営業職に就きなんとか保育園にも入れました。その時は自分がこれから何をしていきたいのか明確なものがなく、焦らずゆっくりと時間をかけて見つけていこう時でした。
それから約2年が過ぎ、営業職も山あり谷ありでもなんとかやり過ごしましたが自分らしさがなかなか出せずに悶々とし、もっと自分が出せて人に喜んでもらえることがしたい、、、。と日に日に沸々とお腹の底から込みあがってくるものがありました。
前職の知識を生かして何かできないか?と考えるもなかなか形にはならず、私は自分の右足が外反母趾だったり巻き爪があったりしたことから“フットケア”に次第に興味を持ち始め、スクール探しと資料請求をしました。ただ、そこでの問題点はまとまった額の授業料の他にさらに専用の機械の購入費というかなりの額の初期投資があり断念。
それからフットケアのつながりで足つぼを思い出し(笑)、というのも兄の家に昔足つぼの本があり(Matty式)、足裏の反射区を見てその効果にすごいな~!と関心しましたが、実際本を見ながら自分にやるのは無理!とすぐに本を閉じた記憶があったことを思い出したのです。
そんな訳で足つぼのスクールを検索すると“リマイスター学院”に辿り着き、学院の方針を読むとまさに私が思い描いていたことと合致したことにとても驚き、運命を感じました。思い描いていたこととは、足つぼを通じて“人に喜ばれ、人の役に立てる”。“子どもが小さくても自分のペースでできる”。“手に職があれば一生使える(定年がない)”。“人に喜ばれながらもちゃんと報酬になっていく”。ということでした。それに足つぼは道具がいらない!自分の手があればどこでもできる!老若男女問わず、靴下さえ脱げばどこでもでき、温かい日は外でも気持ちがいい。この道具のいらない身軽さや始めやすさにもとても魅力を感じました。そして何より“人の役に立てる”。ということがまさに私が毎日沸々とお腹の底からそうなりたいと思い続けていたことだったので、これだ!と思ったのでした。
早速スクールの体験会に行き、学院長の土田先生(女性)にお会いするとすごく明るくて元気な方で、愛がものすごく溢れてらっしゃり直感でこの方に教わりたい!!と思いました。ただ、冷静になり本当に自分が足つぼの技術を習得したいか自問自答を繰り返し、その後半年くらいかけてじっくり考えました。それにちょうど東日本大震災があった年だったので、片道1時間ちょっとかけて通うことにもためらってしまいました。
あれから半年経っても、やっぱりやりたい!!という思いは変わらず、むしろどんどん高まるばかり。受講料はけっして安いわけではなかったので人生で初めて腹をくくり、身を引き締めてやるぞ!という熱い意気込みでスタートしたのでした。
通学は往復2時間かかりましたが、先生とのレッスンはマンツーマンで毎回とっても楽しく大笑いしながらもしっかりと技術を教えていただき、私に練習で足つぼをしていただくおかげで最寄り駅までの道のりはそれはそれは清々しいものでした。週に一度、2時間のレッスンで約半年かけて50時間という独立開業コースのアドバンスを終了し、最終日には筆記試験と実技試験を受け無事に合格しました!最初は先生と話し始めると練習の手がつい止まってしまっていたのも次第に手を動かしながらお話もできるようになり、それから先生の足裏からちゃんとその日の体調も感じ取れるようになり、リズムをつけてかっこよくできるようになるまでに成長しました!何かを習うということがこんなにも楽しく充実していることがとても嬉しく、なんだかイキイキしている自分がいることに気づき、習い始めて本当に良かったと思いました。
卒業は自宅が完成するのとちょうど同じくらいのタイミングだったので、自宅の一室をサロンとして使用することにし、また来たい、、、。と思っていただけるよう心地のいい空間、道具、椅子と私なりにこだわりました。
こうして自宅サロンをオープンさせる運びとなり、季節の花々やインテリアなど自分が好きなように飾り、来ていただいたお客様をきちんとお迎えすることを日々楽しみながら、足つぼをする時間を大切に過ごしています。お客様から教えていただくことはとても学びや気づきが多く、日々私の心の栄養となっています。
【足つぼの技術を得たことで自分に自信がつき、自己肯定感が上がった】
現在は出張やイベントに出店させていただく機会も増え、より多くの方に足つぼを知っていただけることが何よりも嬉しいです。そして、体の反応や体調の変化などたくさんのお声をいただき“人の役に立てている”と日々実感できることがなにより自分の自信へと繋がっています。足つぼを始めるまでは自分に自信がなかった私ですが、他の誰でもなく、あなたにしてもらいたい。と私を選んで来てくださるお客様方。私らしく、私にしかない良さを足つぼという技術を得たことで表現できていることで自己肯定感が上がりました。足つぼを通じて年齢関係なく、いろんな方とお会いすることができるご縁にも日々心から感謝しています。
また、リマイスター学院では毎月勉強会を開催してくださり、大変学びが多いです。卒業された方々は皆さん志が高く、そして個々の良さが活かされよりよりよい足つぼとなっています。個々が足つぼを通じて輝ける、、、。今まで経験してきたことが役立ち自分らしさが出せる足つぼ、、、。十人十色。リマイスターの足つぼに出逢え、日々学べていることを私は誇りに思ってます。